2019年 11月 08日
PLAMAX コンバットアーマーズマックスキットレビュー!! アビテート T10B ブロックヘッド 強化型ザック装着タイプ

コンバットアーマーズマックスの最新作「アビテート T10B ブロックヘッド 強化型ザック装着タイプ」が遂に店頭に並びました! 上の写真を見て「メインカットなのに背中かい!!」と思ったそこのあなた!!! そう、このキットは背中で語るコンバットアーマーシリーズ
「コンバットアーマー バリエーション」
の最新作なのです!!!! メカニックデザイナー大河原邦男氏が今まで描いてきた数々の「コンバットアーマー(以下CBアーマー)」の中にはTV本編には登場しないモデルも数多く存在しました。それらは非常に魅力的なデザインで、ダグラムの世界をさらに楽しめるものばかり。それをマックスファクトリーのコンバットアーマーズマックスでキット化したのがこの「コンバットアーマー バリエーション」なのです!!!(←長い!!!!)
こちら「アビテート T10B ブロックヘッド 強化型ザック装着タイプ」の魅力を、これまでのダグラムのキットレビューを担当してくれたけんたろうの視点でお届けします!!

こんにちは。けんたろうです。ついに来た! 背中のラッチを開放するときが……。マックスファクトリー製のダグラムシリーズは、背中に一定のポリキャップを仕込む方式になっています。ソルティックなら24部隊版でそこにザックがつきます。ブッシュマンも幅が同じなので、これを流用できるのはブッシュマン回で紹介したとおりですね。ダグラムならターボザックや対空ザックをつけることができます。さて、ブロックヘッドは……。

当時組んだときに私でも?が頭に浮かんだのがブロックヘッドの背中のラッチです。24部隊ザックは小さすぎる。しかし私は甘かった。マックスファクトリーを見誤っていた。まさかザック装備のブロックヘッドがキットになろうとは……。

まず箱を開けてびっくり。白いランナーが銀に変更されていることです。当時のイラストや完成品であるデュアルモデルでも採用されることのあった「ダグラムメカの白は明るい銀色」、をリスペクトした色です。赤と銀色の組み合わせ、これは似合うのだろうか、すでに組んで知ってるプラモが成型色を変えるだけでワクワクドキドキできるのだから効果は抜群です。

パイロットまで銀色じゃないか!

相変わらず頭部の構造は見どころです。変わらないけどまた紹介したくなる。おっと、バイザーの色は変更されていますね、グラサンっぽいスモークグレーから青に変わりました。

腕まで組むといよいよ成型色変更の味がわかってきます。これが案外似合っている。味変に成功ってやつですかね。こうなるとアイアンフットの白も銀にしてみたくなるから不思議です。この白銀の互換性の法則、どのロボまで通用するか気になってきます。アゾルバぐらいまで?(突然のガリアン)

そして強化型ザックにいきます。シンプルですがなるべく合わせ目が目立たないように、そしてディテールもしっかりとしています。ブロックヘッドの強化ポイントは両肩から出るミサイルですね。ソルティックやヤクトダグラムのように対空対地に細かく対応できるように、そして継続して戦える量も確保されています。おお、これが北極ポートに配備されなくてよかったですねえ……。

ちなみに、ボックスミサイルも付属するので、調子に乗ってつけてしまっていますが、実際には外します。まあミサイルポッドとミサイルポッドがかぶってしまいますからね。あまったのはマグランチャーとかに懸架してもかっこよいかも。


ちなみにザックをブロックヘッドに組み込もうとすると恐ろしいことに気が付きます。ザックと背中の間に1枚接続パーツをはさむ仕様になっていることです。つまりこの1枚を変えれば、他のコンバットアーマーでもこのブロックヘッドのザックを使えるってことじゃないですか……! つまりブッシュマンにこのザックを……。厳密には中央のダボとかも変える必要があるので、ある程度加工がありそうですが。
この武装の典拠となるのは放送当時発行されていたデュアルマガジンです。先に発売されたダグラム対空武装強化型ザックもここに発表されたバリエーションでした。しかしまさかここに来て初のキット化となるとは。いよいよマックスファクトリーはタカラと違う道を歩き始めるわけです。タカラも大概ダグラムに関しては発売していたわけですが、その版図の外に新しい、偉大な一歩を踏み出すのです。




by plamax
| 2019-11-08 11:40
| COMBAT ARMORS MAX

