2019年 10月 18日
めっちゃ巨大なバルキリー、お安く買えるチャンスが来たぞ!

ドーン!全長70cmオーバーのバルキリーが来たぞ!!
お値段19,800円(えーっ!)
ということでこんにちは。でっかいバルキリー開発担当のたかく上等兵です。
ガウォーク、スーパー/ストライクと続けて発売してきたMFシリーズの1/20VF-1シリーズですが、
ついに、とうとう、ノーマルファイターの予約開始日を迎えましたよ。
ものすごい速度で購入リンクを張っておきますね!!!
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さて、上でお見せしたサンプルは当ブログでもおなじみ、流浪のモデラーけんたろう氏に組んでもらったもの。
塗装なし、パチ組み&シールにスミ入れでドドーンと完成させたものなんです。
サクッと完成させてこの迫力ですから、ウェザリングしたりアクセスパネルの中身作ったりしたくなるよね。俺はなる。
で、けんたろう氏がこのテストショットを引き取りに弊社オフィスを訪れたときの写真をなんとなく撮影しておいたら
これがおもしろかったので皆さんにも見てもらいたいんですよ。
のぞみるかわいい!のあとにけんたろう氏が連続しますが、まあそこはそれです。

まずは全ランナーを渡し忘れないように机に陳列(これは全日本模型ホビーショー直前だったので、パーツの漏れがあると大ピンチだったのだ)。だいたい畳1畳半くらいあれば全パーツが並べられる感じですね。
他社さんのゴージャスなロボットモデルだと総面積はこれを上回ったりしますから、結構常識的なボリュームだと言えるでしょう。置き場がないなんて言わせないんだぜ……。

けんたろう氏が持っているのは尾翼のパーツ(ガウォークやスーパー/ストライクファイターでは折りたたまれた状態のものが付属していたので、展開状態のは今回のファイターのための新金型となります)。左右の尾翼の内側の面が、機体尾部上面と一体化されています。
これに外側の面を左右それぞれ貼り付けることで尾翼が完成。接着面積をしっかりと稼ぎながら、左右対称に角度がビシッと決まる設計となっています。大きいからこそ、こういうところでしっかりと剛性を出し、サクサク組める楽しさを追求していますよ!


これは胴体後半部から尾部にかけての上面(バトロイド時にバックパックになるとこ)のパーツです。両者をスムーズにつなぎつつ、脚部との密着感を出すためにはVF-1バルキリーのなかでも造形が難しい場所なんです。従来のVF-1キットたちと見比べてみてください!


バトロイド時にバックパック下端となる部分(胴体と尾部の割れ目)を塞ぐ板のパーツに興奮するけんたろう氏。そう、組み上がったら見えなくなるところは極力省略している本キットなのですが、そこに網目状のディテールが入っていることに驚いているわけです。
このへんは普通に組んでもいいんですが、例えば複数買って改造しちゃうマンのみなさまにとってはボーナスパーツとなるのではないでしょうか!!


訳)脚の長さが僕の腕ほどもあり、驚くべきことだなぁ。
はい、機体全体を支える着陸脚が取り付けられ、胴体の重量を受けるインテーク〜エンジンブロックは左右それぞれ2パーツで構成。こちらも「全体の形状を一気に出せる組み立ての快感」と「完成後の剛性が高い」というのを両立するための本キットの特徴。
エンジンノズルや膝裏の蛇腹部分などのパーツはあとから取り付ける設計となっていますが、合わせ目も目立たないところにあるし、とにかくズバーっとパーツを切り出してガバーっと組めば一気にバルキリーの形が見えてくる!というのがこのプラモの楽しいところなんです。


はい、このVF-1のプラモ、おそらく世界で初めて「バブルキャノピーなのにてっぺんにパーティングラインが入っていない」というパーツを実現しています。
どういうことかといいますと、前から見て「Ω」の形をしたキャノピーというのは金型の都合で上下に抜くことができないので(「∩」の形ならなんとか抜けるのですが……)スライド金型を使ってキャノピー内側を「∩」(下方に金型が開く)、キャノピー外側を「←Ω→」(左右に金型が開く)の形状とすることが常識とされてきました。
そうするとキャノピー外側の頂点、ちょうど中心に金型が合わさったライン(=パーティングライン)ができてしまい、これをヤスリとかコンパウンドを使って消すという作業が求められるのでした……。詳しくはホビーリンクジャパンさんのサイト上でけんたろう氏が書いたこの記事を参照のこと!

しかし、今回のVF-1ではちょっとしたアイディアで克服。断面を「Ω」の形にしつつ、パーティングラインの走らないパーツを実現しました。どうなっているのかは製品を買って確かめてください!

キャノピーの塗り分け、しんどいですよね!(小○製薬)
ということで、1/20という大スケールを活かし、本キットではキャノピーの透明部分とフレーム部分を別パーツ化。透明パーツと黒いフレームを組み合わせることで、「塗り分けなくてもコクピット周りがきれいに完成する!」というのが特徴です。
設計も製造もなかなか良い精度でまとまったため、接着しなくてもビシーッとツライチになりますよ!

飛行機モデルはどうしても左右に張り合わせてその接合ラインをヤスリでキレイキレイにする……というイメージがありますが、本キットではその作業も最小限になるよう設計を練り込んでいます。
特にノーズ部分はアンチグレアの黒とコクピット前方の白い部分、そしてアンテナが収まっているであろうレドームがそれぞれ輪切りになっており、前後方向に重ね合わせていくだけで形状が完成するようにしてあります。全体で見ても、左右パーツの合わせ目が胴体上面に見える箇所はコクピットの前方と後方、合わせて2cmくらいの区間に抑えてありますので、(1mくらい離れたら見えなくなりますけど)気になる方は工作してみてください。

本作では思い切って脚収納庫と脚庫扉を一体成型しちゃいました。これをノーズとエンジンブロック下面に開いた穴にガボンと差し込めば一気に扉まで組み立てたことになります。このパーツは本当に内部のディテールも含めてエキサイティングなことになっていますから、ぜひとも試してみてください。みんなも「うわー!世の中の飛行機モデル全部こうなってればいいのに!」と思うこと必至です。

全長70cmの巨体を支える着陸脚は艦載機らしく太めのゴツめ(&タイヤ大きめ)で再現。さらに角度をビシッと決めつつ強度をバシッと出すため、脚柱の中心部に設けられた穴に同梱の金属シャフトを差し込む仕様となっています。
このシャフトは強度を確保しつつ、着陸時に伸縮するオレオ(緩衝装置)の部分がギラリと光るという演出も兼ねています。
(プラパーツの精度を出すために不要部分がありますので、説明書を参照して切り取ってください。)


この後でけんたろう氏はストレート組み&スミ入れ、シール貼り&トップコートをわずか3日で完走し、全日本模型ホビーショーでの展示にも間に合いましたとさ……。(ありがとうけんたろう!!)でかいのに史上最速で作れちゃう&こまかいところもかっこいいVF-1、これは組まなきゃわからない魅力がたっぷりでございますよ。

さて、こんどはみなさんがこのVF-1を組む番です!
繰り返します、
お値段なんと19,800円、
史上最大のVF-1のプラモ
があなたの家にやってくる。
さあ、何色に塗ろう!さあ、どこを電飾しよう!さあ、どんなシチュエーションで撮影しよう!!
いまから妄想を膨らませつつ、置き場所を考えつつ、ご予約してくださいませ。
あ、ちなみに組んだ後も機首、胴体、主翼、脚部は着脱可能なので、収納体積はけっこう小さくて済みます。
開発チームの経験上、展示会への運搬も余裕ですので怯むことなくゲットしちゃってください。

PLAMAX MF-45 minimum factory VF-1 ファイター バルキリー、
いよいよ本日より、予約受付開始です!
発売は2020年3月!令和最初の年度末を飾るハイパープラモはこれに決まり!
お買い逃しのないよう、いまから予約を強くおすすめいたします!
ではまた!!
以下リンクより商品詳細情報もご覧ください〜
by plamax
| 2019-10-18 19:10
| minimum factory