2019年 07月 16日
ダグラム再販!! コンバットアーマーマックスキットレビュー#01 『コンバットアーマー ダグラム』&『ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ』
■ここがポイント!! 実はこの再販で「ダグラム」はアップデートされている!!!!
1/「コンバットアーマー ダグラム」&「ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ」は、生産を鳥取の楽月工場に切り替え! 中国から金型を回収&整備し、パーツ精度をこれまでより向上させるというトライアルを実施!!!
2/「コンバットアーマー ダグラム」にはボーナスパーツとして「9連ミサイルポッド」が付属!!!
▲胴体に仕込まれた肩のスイング関節によって、腕のリニアガンを構えるなどポーズもバリエーション豊かになっています
■足!!! ▲足首はソールと甲が分割されており、甲の部分はポリキャップ接続によってスイングし、脚部の可動に追従します
■対空武装強化型ザック装着タイプ!!!
▲けんたろうが読んでいるのが、当時タカラより発行されていた「デュアルマガジン No.2」。本書には『太陽の牙 ダグラム』のメカニックデザイナー大河原邦男氏によるイラストで展開していたコンバットアーマーバリエーションのコーナーがあり、「ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ」はその中で掲載された強化プランの一つ
▲キットはダグラム本体も「デュアルマガジンNo.2」に掲載された作例モデルをオマージュしたロービジカラーで成型し、一味違うカッコよさとなっているんですぞ!
▲時は流れて2019年に出現した"対空強化型ザック装備のランナー……かつてのタカラ版を思わせる配置のランナーですが、もちろん最新の分割ですし、砲口はスライド成型にて穴も開いています
■まとめ!!!
対空武装強化型ザック装着タイプの本体を組んでいたのですが、ふと違和感が。マックスファクトリー製ダグラムが発売されたとき、もちろん喜んで飛びついて、泣きながら組んだのですが、あのときのキットはけっこう硬いというか、スナップがキツイ印象でした……。それがこの対空ザック装備版はサクサク組めるのです。というのも、ダグラム本体は金型を中国から鳥取の工場に引き上げてチェックし、嵌合などが向上した新バージョンとなっているのです。そこまでするのか……という熱さがこのキットにはあります。そして再生産にあわせて、通常版のダグラムも勘合などが修正されたキットになるとのこと! こちらも要チェック!!!
膝がちょっと真っ直ぐにならないという弱点は両キットありますが……「対空ザックの重さを感じている角度」と思えば何でも許せちゃう……いや許せないから改造しよう!!!
でもマックスファクトリー製ダグラムの発売時は、コクピットが下まであることやポリキャップ式の広い可動範囲、組んだだけで色分けできる、そんなこんなだけで何もかも嬉しかったというか、ダグラム自体にスポットしてくれるというだけで感謝の舞を踊るぐらいだったのを思い出します。ということで自己紹介(自分語り)をはさみつつキットをご紹介しましたが、おそらくダグラムキットに熱狂するみなさまも、きっと濃厚な思い入れがあるかと思います。はじめてダグラムのキットを見た方は、ぜひ今回の再生産を機に、「コンバットアーマー ダグラム」「ダグラム対空武装強化型ザック装着タイプ」をオススメしたいという思いでいっぱいです。
35年も前に、こんなハードなロボットがあって、それを大真面目にもう一回取り組んだメーカーがある……。ぜひ一挙再生産というお祭りを、みんなで思いっきり楽しもうじゃないですか!!!
文/けんたろう
次回予告「アビテート T10B ブロックヘッド」&「アビテート T10C ブロックヘッド Xネブラ対応型」
©SUNRISE
by plamax
| 2019-07-16 09:11
| COMBAT ARMORS MAX