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ダグラム再販!! コンバットアーマーマックスキットレビュー#01 『コンバットアーマー ダグラム』&『ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ』


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 シリーズスタート5周年を記念して、9月に一挙13種が再生産される「COMBAT ARMORS MAX」。再生産に合わせまして、これから毎週「COMBAT ARMORS MAX」ってどんなキットなの? というキットレビューの連載をお届けします!
 ナビゲーターは、各模型雑誌で大活躍のライター「けんたろう」が務めます。30代半ばの彼は再放送でダグラムにのめりこんだ謂わば第2世代。ちょっと『ダグラム』ってもっと上の世代の人の物かも~って思っていたモデラーさんも、彼の視点とちょっとした昔語りを参考に「あれ? 面白そうかも!?」と共感していただけると嬉しいです。
 連載の第1回は主人公機でありシリーズ第1弾の「コンバットアーマー ダグラム」とそのバリエーションとして先頃発売された「ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ」をお届けします!!!

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COMBAT ARMORS MAX14 コンバットアーマー ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ
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▲ライター/けんたろう 連載のナビゲーターを務めるけんたろう。仕事が依頼されれば各模型誌を渡り歩く、媒体の壁など気にしないお兄さん。ダグラムとの出会いは、テレビ埼玉でやっていた再放送。"登場人物がだいたい上裸"、"整備をしないと動かない"、"局地戦闘型に主人公主役メカ大苦戦"というやたらとハードな物語にびっくり!!。『ガンダム』とはまた違った魅力にやられる……

■ここがポイント!! 実はこの再販で「ダグラム」はアップデートされている!!!!
1/「コンバットアーマー ダグラム」&「ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ」は、生産を鳥取の楽月工場に切り替え! 中国から金型を回収&整備し、パーツ精度をこれまでより向上させるというトライアルを実施!!!
2/「コンバットアーマー ダグラム」にはボーナスパーツとして「9連ミサイルポッド」が付属!!!
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 それでは早速、ダグラムはどのようなキットなのか見ていきましょう! まずは両キット共通の本体の各部を見ていきます!!

■頭!!!
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▲組み立てはダグラム本体のコクピットからはじまります。コンバットアーマーは直接視界のコクピット、ガラス越しに人間が収まっている。このあたりのギュッとメカニックが詰まった感じが再現されており、頭部はキットの見せ場の連続です
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▲キャノピーは開閉できる可動版、上側のハッチ開放版、そして成型色に合わせたフレーム塗装が済んだバージョンと3つも入っています。2つの入り方があるキャノピーの設定を余すことなく再現したり、塗装せずとも完成といえるようにフレームを塗ったりとユーザーフレンドリーな面と、これだけでトピックがたくさん詰まっています。対空強化型ザック装備タイプは本体色が渋いメカグレーになっているので、キャノピー枠の塗装色も新しい色になっています

■腕!!!
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▲腕部の注目はヒジを外側に向けたまま曲げられるいわゆる"ガワラ曲げ"を再現しているところです
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▲これはシリーズを通じて再現され、とくに腕に武装がつくことの多いダグラムシリーズではありがたい構造となりました

■肩のスイングッ!!!
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▲胴体に仕込まれた肩のスイング関節によって、腕のリニアガンを構えるなどポーズもバリエーション豊かになっています

■足!!!
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▲足首はソールと甲が分割されており、甲の部分はポリキャップ接続によってスイングし、脚部の可動に追従します
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▲このような踏み込んだポーズも可能となります

■対空武装強化型ザック装着タイプ!!!
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▲けんたろうが読んでいるのが、当時タカラより発行されていた「デュアルマガジン No.2」。本書には『太陽の牙 ダグラム』のメカニックデザイナー大河原邦男氏によるイラストで展開していたコンバットアーマーバリエーションのコーナーがあり、「ダグラム 対空武装強化型ザック装着タイプ」はその中で掲載された強化プランの一つ
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▲キットはダグラム本体も「デュアルマガジンNo.2」に掲載された作例モデルをオマージュしたロービジカラーで成型し、一味違うカッコよさとなっているんですぞ!
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▲時は流れて2019年に出現した"対空強化型ザック装備のランナー……かつてのタカラ版を思わせる配置のランナーですが、もちろん最新の分割ですし、砲口はスライド成型にて穴も開いています
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▲対空ザックの下部にはマガジンのようなパーツがあるのですが、その取っ手が一体成型になっているのはもう圧倒的にタカラ版のオマージュに違いない……! 勝手な昔語りになりますが、自分はパーティングラインを消すのがめんどうで切り飛ばしてしまったという思い出が鮮やかに蘇ります。思い出がよみがえる"泣かせる"ランナーにひとしきり酔ったあと、説明書を見てみると……
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▲商売上手。通常のターボザックも入っている!!!
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▲そして頭部右に装備するミサイルポッドも入っているのです!!! つまりこれは"ヤクトダグラム"(番組後半の仕様)にも組めるキットだったのです。初期のダグラムにはこのランナーは入っていませんでした。そうそう、今回の再生産では通常のダグラムにもこのランナーが入っているので、ヤクトダグラムにも組めるんですよ

■まとめ!!!
 対空武装強化型ザック装着タイプの本体を組んでいたのですが、ふと違和感が。マックスファクトリー製ダグラムが発売されたとき、もちろん喜んで飛びついて、泣きながら組んだのですが、あのときのキットはけっこう硬いというか、スナップがキツイ印象でした……。それがこの対空ザック装備版はサクサク組めるのです。というのも、ダグラム本体は金型を中国から鳥取の工場に引き上げてチェックし、嵌合などが向上した新バージョンとなっているのです。そこまでするのか……という熱さがこのキットにはあります。そして再生産にあわせて、通常版のダグラムも勘合などが修正されたキットになるとのこと! こちらも要チェック!!!
 膝がちょっと真っ直ぐにならないという弱点は両キットありますが……「対空ザックの重さを感じている角度」と思えば何でも許せちゃう……いや許せないから改造しよう!!! 
 でもマックスファクトリー製ダグラムの発売時は、コクピットが下まであることやポリキャップ式の広い可動範囲、組んだだけで色分けできる、そんなこんなだけで何もかも嬉しかったというか、ダグラム自体にスポットしてくれるというだけで感謝の舞を踊るぐらいだったのを思い出します。ということで自己紹介(自分語り)をはさみつつキットをご紹介しましたが、おそらくダグラムキットに熱狂するみなさまも、きっと濃厚な思い入れがあるかと思います。はじめてダグラムのキットを見た方は、ぜひ今回の再生産を機に、「コンバットアーマー ダグラム」「ダグラム対空武装強化型ザック装着タイプ」をオススメしたいという思いでいっぱいです。
 35年も前に、こんなハードなロボットがあって、それを大真面目にもう一回取り組んだメーカーがある……。ぜひ一挙再生産というお祭りを、みんなで思いっきり楽しもうじゃないですか!!!
文/けんたろう
次回予告「アビテート T10B ブロックヘッド」&「アビテート T10C ブロックヘッド Xネブラ対応型」
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Not Even Justice,I Want To Get Truth.
真実は見えるか


©SUNRISE

by plamax | 2019-07-16 09:11 | COMBAT ARMORS MAX